あのちゃんCMのKOSSヘッドホンはPortaPro!口コミや販売店

kuma

「あのちゃんがCMで着けてるヘッドホン、すごくお洒落で気になる…」と感じていませんか。KOSSのヘッドホンについて、あのちゃんが使っているモデルの正体から、その詳細まで知りたいと思っている方も多いはずです。この記事では、多くの方が疑問に思う「あのちゃんが使っているヘッドホンは?」という問いにお答えします。

具体的には、話題のCMで着用されているKOSS PortaProの正体に迫ります。KOSSがどこの国のメーカーなのか、なぜポタプロ最強とまで言われるのか、そして販売終了の噂は本当なのか、といった情報を網羅しました。さらに、購入を検討する上で欠かせないリアルな口コミや、オープン型特有の音漏れに関する注意点、現在どこで売ってるのかについても詳しく解説します。この記事を読めば、あなたの疑問はすべて解消されるでしょう。

この記事でわかること

  • あのちゃんがCMで使うヘッドホンの正体
  • KOSS PortaProの性能とリアルな口コミ
  • 音漏れの程度や販売終了の真相
  • PortaProを現在購入できる販売店

CMで話題!KOSSのヘッドホンとあのちゃんの関係

音響機器同好会イメージ
  • あのちゃんが使っているヘッドホンは?
  • 話題のヘッドホンはKOSS PortaPro
  • ライフカードのCMで着用し話題に
  • ヘッドホンメーカーKOSSはどこの国?
  • なぜポタプロ最強と言われるのか

あのちゃんが使っているヘッドホンは?

アーティストやタレントとして活躍する「あのちゃん」がCMで着用しているヘッドホンは、KOSS(コス)社の「Porta Pro(ポータプロ)」です。

この事実は、ライフカードが2023年に公開したテレビCM「僕ら以上の僕ら。」篇で確認できます。CM中で、あのちゃんは独特なファッションと共にこのヘッドホンを装着しており、そのレトロで個性的なデザインが多くの視聴者の注目を集めました。

Porta Proのメカニカルな見た目と、あのちゃんの持つパンクな雰囲気が見事に融合し、「あのお洒落なヘッドホンはどこの製品だろう?」と話題になるきっかけとなったのです。したがって、CMを見て気になったヘッドホンの正体は、KOSSの歴史ある名機Porta Proであると言えます。

話題のヘッドホンはKOSS PortaPro

あのちゃんのCM着用で再び脚光を浴びたKOSS PortaProは、1984年にアメリカで発売されて以来、40年近くにわたり世界中の音楽ファンに愛され続けているロングセラーのオープン型ヘッドホンです。(日本での販売は1988年から)

最大の特徴は、そのユニークなデザインと驚くほどの軽さにあります。重量はわずか約60gで、これは一般的なヘッドホンと比較して圧倒的に軽量です。この軽さが、長時間のリスニングでも疲れにくい快適な装着感を実現しています。

また、音質面では、開放的で抜けの良いサウンドと、見た目からは想像できないほど迫力のある豊かな低音が魅力です。さらに、ヘッドバンドの側圧を3段階で調整できる「comfort Zone」機構を備えており、ユーザーの好みに合わせてフィット感を調整できます。携帯性にも優れており、本体をコンパクトに折りたたんで付属の専用ケースに収納できるため、手軽に持ち運ぶことが可能です。

スペック詳細
型式オープン型
周波数特性15 – 25,000 Hz
インピーダンス60 Ω
感度101 dB SPL/1mW
ケーブル長1.2 m(モデルにより異なる)
プラグ3.5mm ステレオミニプラグ
重量約60g(ケーブル含まず)
特徴comfort Zone機構、折りたたみ構造

このように、KOSS PortaProは、時代を超えて愛されるデザイン、快適な装着感、そして価格以上のサウンドパフォーマンスを兼ね備えた、非常にユニークなヘッドホンなのです。

ライフカードのCMで着用し話題に

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前述の通り、KOSS PortaProが近年再び注目を集める大きなきっかけとなったのが、ライフカードのテレビCMです。このCMであのちゃんがPortaProを着用したことで、特に若い世代やファッションに敏感な層からの関心が一気に高まりました。

CMは、あのちゃんの持つアーティスティックで少しミステリアスな雰囲気と、PortaProの持つ1980年代由来のレトロフューチャーなデザインが見事に調和しています。最新の高機能ヘッドホンではなく、あえて歴史あるモデルを選ぶというスタイルが、逆に新鮮でお洒落な印象を与えました。

このCMでの起用は、単に製品を身に着けるだけでなく、PortaProが持つ「カウンターカルチャー」的な魅力を引き出す効果がありました。結果として、音楽ファンだけでなく、ガジェット好きやファッション好きの間でも「あのヘッドホンは何か?」という探求が始まり、PortaProの存在が再発見されることにつながったのです。

ヘッドホンメーカーKOSSはどこの国?

KOSS社は、アメリカ合衆国に本拠を置く音響機器メーカーです。具体的には、1953年に創業者ジョン・C・コスによってウィスコンシン州ミルウォーキーで設立されました。

KOSSはヘッドホンの歴史において非常に重要な役割を果たした企業として知られています。特筆すべきは、1958年に同社のエンジニアであったマーティン・ラング・Jr.と共に、世界で初めてとなる個人鑑賞用ステレオヘッドホン「SP/3」を開発・発表したことです。当時のヘッドホンは、主に軍事用や通信業務用として使われるのが一般的であったため、「個人が音楽を楽しむため」のステレオヘッドホンの登場は、オーディオ業界に革命をもたらしました。

創業以来、KOSSは「The Sound of KOSS」という哲学のもと、革新的な製品を世に送り出し続けています。PortaProのような長年にわたるロングセラーモデルを生み出すなど、現在に至るまでアメリカを代表するヘッドホンブランドの一つとして、確固たる地位を築いています。

なぜポタプロ最強と言われるのか

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KOSS PortaProが一部のファンから「ポタプロ最強」とまで称される理由は、いくつかの要素が複合的に絡み合っています。

第一に、その唯一無二のサウンドにあります。開放型ならではの抜けの良さと、サイズからは考えられないほどの迫力ある低音が特徴で、特にロックやポップス、テクノといったジャンルの音楽を躍動感たっぷりに聴かせてくれます。高解像度で分析的に聴くというよりは、「音楽にノる楽しさ」を再認識させてくれるようなサウンドが、多くのユーザーを魅了してきました。

第二に、圧倒的なコストパフォーマンスが挙げられます。発売当初から比較的手頃な価格帯を維持しており、1万円以下で購入できるヘッドホンとしては卓越した音質を誇ります。この「安くて良い音」という点が、初心者からベテランまで幅広い層に支持される大きな理由です。

第三に、他に類を見ない軽量さと快適な装着感です。約60gという軽さに加え、側圧調整機能により、長時間の使用でも疲れにくい設計になっています。

これらの「特徴的なサウンド」「高いコストパフォーマンス」「快適な装着性」という三つの要素が組み合わさることで、PortaProは他のどのヘッドホンにもない独自の地位を確立し、「ポタプロ最強」という評価を得るに至ったと考えられます。

KOSSヘッドホンをあのちゃんファンが買う前に

  • 購入前にチェックしたい口コミや評判
  • オープン型は音漏れしやすい?
  • 通常モデルは販売終了したの?
  • PortaProはどこで売ってる?

購入前にチェックしたい口コミや評判

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KOSS PortaProの購入を検討する際には、実際に使用しているユーザーの口コミや評判を参考にすることが大切です。ここでは、ポジティブな意見とネガティブな意見の両方を整理して紹介します。

ポジティブな口コミ

多くのユーザーから高く評価されているのは、やはりそのデザインと音質です。

「レトロでメカニカルなデザインがとにかく可愛い」「Y2Kファッションにぴったり」といった、見た目に関する好意的な意見が多数見られます。

音質に関しては、「この価格帯とは思えないほど低音がしっかり出る」「元気でノリの良いサウンドが聴いていて楽しい」といった、迫力あるサウンドを称賛する声が中心です。

また、「驚くほど軽くて着けているのを忘れる」「長時間使っても頭や耳が痛くならない」など、その軽量性と快適な装着感をメリットとして挙げる人も少なくありません。

ネガティブな口コミ・注意点

一方で、いくつかの注意点も指摘されています。

最も多く挙げられるのが、イヤーパッドの耐久性です。標準のスポンジ製イヤーパッドは消耗品であり、「使っているうちにボロボロになる」という声は頻繁に聞かれます。ただ、これは互換性のある交換用パッドが多数販売されているため、ある程度は解決可能な問題です。

次に、ケーブルの細さから「断線しないか心配」という意見や、全体の作りに対して「価格相応のチープさを感じる」という声もあります。

音質面では、「高音域の繊細な表現は少し苦手かもしれない」といった指摘も見受けられます。

これらの口コミから、PortaProはデザインや特定の音質傾向を好む人には非常に満足度の高い製品である一方、耐久性や作りの堅牢性を最優先する人には、いくつかの注意点があるヘッドホンだということが分かります。

オープン型は音漏れしやすい?

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はい、KOSS PortaProは「オープン型(開放型)」と呼ばれる構造のため、音漏れはしやすいヘッドホンです。購入を検討する上で、これは非常に重要な注意点となります。

オープン型ヘッドホンは、音を出すドライバーユニットの背面がメッシュなどで覆われ、意図的に開放されている設計になっています。この構造により、音がヘッドホン内部にこもらず、自然で広がりのあるサウンドステージ(音場)が生まれるという大きなメリットがあります。PortaProの抜けの良いサウンドも、このオープン型構造によるものです。

しかし、その代償として、音が外部に抜けやすくなります。つまり、再生している音楽が周囲にいる人にも聞こえてしまう「音漏れ」が発生しやすいのです。特に、音量を上げて聴く場合には、かなりはっきりと音が漏れる可能性があります。

このため、電車やバスの車内、図書館、静かなオフィスやカフェなど、周囲への配慮が求められる場所での使用にはあまり適していません。自宅でのリラックスタイムや、散歩中など周囲に人が少ない屋外での使用が主な用途になると考えた方が良いでしょう。逆に、周囲の音が聞こえやすいという点は、屋外で安全を確保しながら音楽を楽しみたい場合にはメリットにもなり得ます。

通常モデルは販売終了したの?

いいえ、KOSS PortaProの標準的な有線モデルは、2024年現在も販売終了しておらず、新品を購入することが可能です。

「販売終了したのでは?」という噂が流れることがありますが、これにはいくつかの理由が考えられます。一つは、PortaProには非常に多くのバリエーションモデルが存在し、その中の一部の限定カラーモデルや特定機能(マイク付きリモコン搭載のKTCモデルなど)を持つモデルが生産完了になることがあるためです。これらの情報が混同され、標準モデルまで販売終了したと誤解されるケースがあります。

もう一つは、一時的な品薄状態です。テレビやSNSで話題になると需要が急増し、一時的に市場在庫が少なくなることがあります。これも販売終了の噂につながりやすい要因です。

実際には、日本の正規代理店であるティアック株式会社の公式オンラインストア「ティアックストア」や、大手オンラインショッピングサイトなどで、継続的に販売されています。したがって、標準モデルに関しては、販売終了を心配する必要は今のところないと言えます。

PortaProはどこで売ってる?

KOSS PortaProは、現在、主にオンラインショップでの購入が中心となります。

以前は一部の家電量販店やオーディオ専門店でも取り扱いがありましたが、データベースの情報によると、2024年現在ではビックカメラやヨドバシカメラといった大手家電量販店の実店舗で店頭在庫を見つけるのは難しい状況です。

そのため、購入を検討する場合は、以下のオンラインショップを確認するのが最も確実です。

  • Amazon.co.jp
  • 楽天市場
  • Yahoo!ショッピング
  • ティアックストア(正規代理店公式ストア)
  • サウンドハウス(音響機器専門ストア)

これらのオンラインショップでは、標準モデルのほか、ワイヤレスモデルや限定カラー、交換用イヤーパッドなどの関連アクセサリーも豊富に取り扱っています。サイトによって価格やポイント還元率、送料の有無が異なるため、複数のサイトを比較検討することをおすすめします。特に、安心して正規品を購入したい場合は、正規代理店であるティアックストアが一つの有力な選択肢となります。

まとめ KOSSヘッドホンであのちゃん気分を

音響機器同好会イメージ
  • あのちゃんがCMで使っているのはKOSS PortaPro
  • ライフカードのCM「僕ら以上の僕ら。」篇で着用
  • KOSSはアメリカの老舗音響メーカー
  • 1958年に世界初のステレオヘッドホンを開発
  • PortaProは1984年発売のロングセラーモデル
  • 特徴はレトロでメカニカルなデザイン
  • 重量約60gと非常に軽量で快適な装着感
  • 音質は迫力のある低音と抜けの良いサウンドが魅力
  • オープン型のため音漏れには注意が必要
  • 静かな公共の場所での使用は不向き
  • 標準の有線モデルは現在も販売中
  • 一部の限定モデルは生産完了している場合がある
  • 主な購入場所はオンラインショップ
  • 家電量販店の実店舗での入手は困難
  • Amazonや楽天、ティアックストアなどで購入可能
  • イヤーパッドは消耗品で交換が必要になることがある
  • 価格以上の音質でコストパフォーマンスが高いと評判
わたしのこと
かいちょー
かいちょー
音響ブロガー
北海道生まれ北海道育ち。スピーカーやヘッドホン、イヤホンなどの音響機器の情報を、皆様にゆるーくお届けすべく、日々奮闘中です。
音楽以外の趣味は昼寝。Youtubeを眺めたまま時空を超えることも得意です。 ネットの片隅からほそぼそと発信中です!
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